施設長から
「福祉は文化です」
故郷の家 神戸 施設長 朴 正米
「福祉は文化です」。声楽家だった私を変えてくれたのが尹基理事長のこの一言です。私は、その言葉で福祉の世界に転身しました。
日本に来て26年。その中でも神戸は私の第2の故郷です。住みやすく風光明媚で、馴染み深い地域の方々や職員がいる神戸で働けることを楽しみにしています。特に今は、外国人職員の方々の支えも重要です。外国人職員も働きやすい職場としての心配りはもちろんですが、ご利用者はすでに日本人職員、外国人職員の垣根なく本当の家族のように過ごされていて当法人の理念である「多文化共生」をご利用者からも教えてもらっています。
私が頑張れる源は、ご利用者が満足している顔。それしかありません。毎日が「楽しい!」「故郷の家で暮らして良かった」と言ってくれる笑顔をたくさん拝見できるように、これからも楽しくて多彩なプログラムを企画し、ご利用者が自分らしい生活を過ごしていただけるように職員と一緒に実現していきます。
朴 正米(ぱく・ちょんみ)
韓国生まれ。
韓国の大学で音楽を専攻し、武蔵野音楽大学大学院に留学。イタリアなどでの学びを経て音楽の教鞭をとる。
1998年、故郷の家に生活相談員・音楽セラピストとして入職。
2005年 ~2009年、故郷の家・神戸施設長
2009年~2015年、故郷の家・京都施設長
2015年~2018年、故郷の家・神戸施設長、
2018年~2024年、故郷の家・東京施設長、
2024年7月~、故郷の家・神戸の施設長に就任。