── 金基周さんご夫妻のお祝いの会開催 ──
こころの家族理事の金基周さんが90歳、妻・
高智潤子さんが88歳を迎えられ「お誕生お祝い会」が2月4日、ホテル日航大阪で開かれました。卒寿と米寿の2人を心から喜ぶ招待客は90歳の誕生日にちなみ90人。招かれた客たちは温かいスピーチや踊り、モンゴルの歌い手による壮大な歌、韓国ハーモニカ第一人者の演奏でパーティーを華やかに彩りました。
金さんは民族学校「白頭学院建国学校」の理事長、韓国青年会議所OB会大阪会長・韓国会長、在日本大韓民国民団(韓国民団)や一般社団法人大阪福祉防犯協会などで要職を歴任。長きに渡り社会貢献に力を入れて活躍されてきました。神戸に故郷の家の建設が決まった際には「故郷の家・神戸建設委員長」を引き受けてくださいました。また、大阪福祉防犯協会からはほぼ毎年故郷の家に福祉車両が寄贈されています。
お祝い会は、韓国から駆けつけた国際ハーモニカ協会会長の韓知喜(ハンチヒ)さんが奏でる「祝福の歌」の生演奏が流れるなか2人が扉からスポットライトを浴びながら登場。会場は大盛り上がりでした。
各団体の代表者から次々お祝いの言葉や感謝状、花束が贈られ、民団大阪府本部団長・李元徹(イウォンチョル)さんは「金さんは儒教の精神が根底にあり、ボランティアもいっぱいやってこられました。おおらかな人柄で周りの人を楽しませてくれ、奥様の潤子さんがずっとその金さんを支えてこられました」と話していました。