雲史ホール/展覧会 9月3日~20日

故郷の家・京都の雲史ホールで「日・中・韓の青年がつくっていくものがたり」と題した展覧会が9月3日から20日の間に開催されます。
本年5月、ソウルで開催された第9回日・中・韓サミットにおいて、「日・中・韓の協力を拡大し、 若者を中心とした重層的な人的交流や3か国の文化交流に力を入れていく」との共同認識が持たれました。2025年及び2026年を「日・中・韓文化交流年」とするという構想も含まれています。こころの家族はこれに強く共感、今回の展示会の企画が生まれました。

新進気鋭の作家3人が出展

参加する作家は岡本秀(日本)、柳 濟閠(リュ·ジェユン)(韓国)、方圓(中国)の3人。いずれも作家活動歴が10年以下の新人作家であり、それぞれ自国の大学を卒業した後、日本所在の大学院で修士課程を修了、そして現在、関西を拠点として制作活動を展開しているという共通項を持つ新進気鋭の作家です。ぜひ足をお運びください。


方 圓(ほう えん FANG YUAN)

1989 年中国北京生まれ。2011 年北京工業大学アート&デザイン学部グラフィックデザイン専攻卒業、2015 年武蔵野美術学院日本画学科修了、2020 年京都造形芸術大学修士課程 美術工芸学科日本画専攻 修了。
2011 年 中国 遊夢想国際大学卒業制作コンペティション二等賞受賞、2019 年第46回創画展入選、 2020 年Kyoto Artists fair 2020、2020 修了制作『蚕馬』栗和田賞受賞、佐川美術館買い上げ、 2023 年芥川龍之介「蜜柑」を描く展 小木曽審査員特別賞 受賞、2024 年Kyoto Artists’ Fair 2024 Hankyu Art Fair 2024、三越伊勢丹・千住博日本画大賞入選。

 

 


岡本 秀(おかもと しゅう)

1995 年奈良県生まれ。2020 年京都市立芸術大学大学院修士課程絵画領域日本画専攻 卒業。
2018 年 2 月 「京都市立芸術大学作品展 2018」市長賞、2018 年 5 月 「清須市第 9 回はるひ絵画トリエンナーレ」優秀賞、2018 年 10 月 「シェル美術賞 2018」入選、2021 年 3 月 「VOCA 展 2021 現代美術の展望・新しい平面の作家」佳作賞・大原美術館賞。個展、グループ展多数。


柳濟閠 リュ·ジェユン/ RYU JE YOON

1990年 韓国出⾝。2009年 韓国陶芸⾼等学校卒業、2015年 慶熙⼤学校陶芸学科学⼠卒業、2019年 京都市⽴芸術⼤学陶芸専攻研究留学⽣課程修了、2021年 京都市⽴芸術⼤学美術研究科陶芸専攻修⼠課程修了。
2021年 「意志的なものと無意志的なもの」 / 을지로오브, ソウル「OBJECT 2021-object & book-」 / ロームシアター(京都)、2022年 「セラミックマウンテン展」 Kumagusku / アートホステル(京都)、「日本現代陶芸の応答と対比」 / SOKYO ANNEX(京都)、2023年 「ART OSAKA2023」 / 大阪中央公会堂、「ART TAIPEI2023」 / 台北世界貿易センター ほか各地で活躍。


会 期   2024年9月3日〜20日 10時〜17時
会 場   雲史ホール(故郷の家・京都内)
問い合わせ 河明求(ハミョング  造形芸術学博士 こころの家族 福祉文化担当)
TEL. 075-691-4448  FAX.075-691-4424  E-mail: busut2@gmail.com


 

 

 

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