100点満点でした!

南第2地域包括支援センター

=2022年度厚労省と堺市の業務評価で=

「心と身体が健康になるレシピ集」や「男の料理教室」、集会所での喫茶新設など地域で次々新しい取り組みを生み出している、当法人が運営する「堺市南第2地域包括支援センター」。同センターが2022年度の厚生労働省と堺市による「地域包括支援センター業務評価」で「100点」との通知が今年3月届きました。様々な視点からみた全項目の評価がすべて満点という結果は希少。「地域の人のためにこんなのがあったらいいな、と私がつぶやくとスタッフが動いてくれて具体化してくれたことも評価に繋がりました。今回初めて100点の評価をしてもらえたのはスタッフのお陰です」と、前センター長の辻野やす子さん(今年4月から故郷の家施設長)。
「地域包括支援センター」は、重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように医療・介護・予防・住まい・生活を一体的に支援することを目的に2005年、介護保険法改正で制定された施設。各市町村が設置し運営法人、支援センター職員との3位一体で運営、「介護予防ケアマネジメント」「総合相談」「包括的・継続的ケアマネジメント」「権利擁護」の4つの業務を行っています。
厚生労働省では各センターの機能強化のために毎年「地域包括支援センター業務評価」を実施。業務評価は、国の基準項目と各市町村独自の項目があり、「市町村が定める運営方針の内容に沿って、センターの事業計画を策定しているか」「家族介護者からの相談について、相談件数や相談内容を記録等に残して取りまとめているか」などの指標に答え、書類とヒアリングで評価されます。
4月から石丸幸代さんがセンター長に就任。石丸さんは、ケアマネジャー歴約15年。他市の高齢者施設でケアマネジャーを勤めた後2016年に同センターに入職。石丸さんも今回の満点評価に「センターの一員として誇らしくモチベーションも上がりました」と。そして「辻野前センター長が作ってくれた基盤を維持できるよう、また見習いながら頑張っていきたいです」と、抱負を語ってくれました。

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