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金二泰様・李多秀様ご夫妻185歳を祝う会
和気あいあい 長寿祝う 尹基理事長 一日孝行

夫婦合わせて185歳 金二泰様・李多秀様ご夫妻

金二泰様・李多秀様ご夫妻の185歳を祝う会 尹基理事長のあいさつ
夫婦合わせて185歳の長寿を祝う、ユニークな会が尹基理事長の音頭で、去る3月31日、大阪のリーガロイヤルホテルで行われました。
主人公は、96歳の金二泰さん、89歳卒寿の李多秀さん夫妻で、合わせて185歳を迎えられました。夏以降にはそれぞれ97歳と90歳を迎えられます。
金二泰さんは、大韓老人会大阪支部の立ち上げから関わり、会長職を引き受けてこられました。また在日韓国民団大阪本部の常任顧問で中央本部の顧問の要職に就いておられるように、民団など在日同胞社会の発展に人一倍関心を持たれ、多大な貢献をなされて人望を集めて来られました。
夫人の李多秀さんが今年90歳を迎えるに当たり、金二泰さんに健康のため、事業や民団などの一切の役職を降りてほしいと懇願されたそうです。この話を聞いた尹基理事長が、一日息子になって夫婦185歳を祝う会をポケットマネーで開きたいと、夫人が嫌がるのを無理にお願いして開かれることになりました。
この日の祝う会には、帰国を前にした河泰允駐大阪韓国総領事をはじめ、東京から辛容祥民団中央本部常任顧問と姜淑恵在日大韓婦人会中央本部顧問ご夫妻、民団中央本部顧問の崔金粉氏や選出されたばかりの呉龍浩民団大阪本部団長、任期満了された鄭鉉権前団長、民団大阪本部常任顧問の金昌植氏(在日本駕洛宗親会会長)など金二泰会長と親しい在日社会の重鎮の方々を中心に33人が参加し、その人望の高さが推し量れました。
参加者は、口々に「金二泰会長の健康で長寿の源は、李多秀夫人の内助の功が大きいので、この日限り封建的な考えを捨てて奥様にやさしくして下さい。夫婦で185歳を祝うとは今までにない素晴らしい企画だ。今後も健康で長生きして、200歳の祝いに皆が参加できるようにしよう。何事にも前向きで、20,30代の若い人とも会話ができる年齢を感じさせない若さで、長い間在日同胞社会に尽力されてきた先輩を見習いたい。その健康にあやかりたい。ただ長生きするだけでなく、金二泰会長のように社会に役立つ必要な存在になりたい」とその人生に称賛の言葉を述べられました。また故郷の家・東京の芸術ボランティアの金大伊さんが、重厚なパンソリを、そして金基周常任顧問が、「恨500年」を披露し雰囲気を盛り上げました。
金二泰会長は、「本日は感動しました。私は、外では優しい顔をしているが、家ではワンマン。古い考えで封建的だが、家内はいつも私の健康に気を使ってくれている」とちょっと感無量な声になりました。また「本日、皆さんから身にあまる言葉をいただきました。在日が日本のなかで堂々と生きるためには歴史を正しく認識し、日本人に理解を得ながら生きること大事」だと語られました。
尹基理事長は、祝う会の開催動機と経過を語りながら、お二人をモデルとして、今後も夫婦長寿を祝う会を開いていきましょうと呼びかけられました。
この日、参加者の有志の皆様方々から、祝い金と記念品が贈られましたが、金二泰会長は、その祝い金を、本日の祝う会の経費に充てて欲しいと全額、尹基理事長に手渡され、翌日には、別途、寄付金まで伝達していただきました。
金二泰会長ご夫妻をはじめ、参加者の皆様、ありがとうございました。
祝いに駆けつけた皆様全員で記念写真
この日の参加者:
河泰允駐大阪韓国総領事、辛容祥在日韓国民団中央本部常任顧問と姜淑恵在日大韓婦人会中央本部顧問ご夫妻、崔金粉在日韓国民団中央本部顧問、金漢翊在日韓国民団中央本部顧問、呉龍浩民団大阪本部新団長、鄭鉉権民団大阪本部前団長、金昌植在日韓国民団大阪本部常任顧問(在日本駕洛宗親会会長)、金基周在日韓国民団大阪本部常任顧問、金聖大在日韓国民団大阪本部常任顧問、丁永附ン日韓国民団大阪本部常任顧問(在日全南道民会会長)、金孝馬日在日韓国民団大阪本部顧問、金温吉在日韓国民団大阪本部顧問、具文浩在日韓国民団大阪本部顧問(公益財団朝鮮奨学会顧問)、康昌林大韓老人会大阪支部副会長、金知多子大韓老人会京都支部会長、李弘子大韓老人会京都支部運営顧問、金宝煕大韓老人会京都支部顧問、崔鍾伊大韓老人会京都支部顧問、高春日日韓伝統文化きずな会会長、清流茶禮院の李花祚氏、田興培在日本関西韓国人連合会会長、梁評守民団大阪生野西支部顧問、韓登統一日報大阪支社長、故郷の家・東京芸術ボランティアの金大伊さん、そしてこころの家族の尹基理事長、田内文枝総括理事と小久保みゆき故郷の家・京都施設長、武川智子故郷の家・大阪センター長や職員など。
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