HOME > トピックス一覧 > 2013年 >木浦市立舞踊団公演
多くの方からのご支援に感謝します
このたびの公演に際して、訪問団の団長を務めていただいた丁鍾得木浦市長=写真右=は、竹山修身堺市長=写真左=の歓迎の辞に対して、日本語で返礼の言葉を述べられました。両市長はそれぞれの挨拶の中で、これから堺市と木浦市との友好を深めていくことを約束して下さいました。
竹山修身堺市長=写真左= 丁鍾得木浦市長=写真右=

昨年、韓国ソウルと木浦で開催された「田内千鶴子生誕100周年記念事業」に参加していただいた岡ア誠也高知市長からのお祝いメッセージを紹介させていただきます。
木浦市立舞踊団の東日本大震災復旧支援慈善公演が、社会福祉法人こころの家族創立25周年記念事業として、堺市で開催されることをこころより嬉しく思います。
今回の公演は一昨年3月に未曾有の被害を被った東北地方の復旧を支援することはもちろん、韓国の伝統文化を日本で披露し、韓国と日本の相互理解と文化交流を促進するためのものです。
こころの家族と木浦市立舞踊団の皆様が、物心両面にわたり尽力されておられることに多いに感謝し、今回の公演のご成功をお祈り申し上げます。
木浦市と高知市は、「木浦の母」として慕われている尹鶴子(田内千鶴子)女史のご縁を契機に、今まで多様な交流を通して友好関係を深めて参りました。
昨年11月には尹鶴子女史の生誕100周年を契機に文化、観光、教育分野などの関係強化のための「友好交流協定」を両市で締結しました。今後、両市の交流を着実に推進していく所存ですので、尹基理事様の多くのご支援をお願い申し上げます。
最後にこころの家族と木浦市立舞踊団の皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
2013年12月8日
高知市長 岡ア誠也
他にもたくさんの祝電をいただきました。また、ご来賓として、各方面から多くの方がお祝いに駆けつけてくださいましたが、時間の都合でご紹介できなかったことをお詫びいたします。
韓国語を交えながら日韓2つの言葉で司会を務め、舞台を華やかに盛り上げてくれた金水静(キム・スジョン)さんにも、会場から大きな拍手が送られました。 
韓国語講師・通訳、NHK「おはよう関西―アジアの街から」レポーターやFMcocoloのパーソナリティとして韓国文化・情報を発信している金水静さん
法人創立25年間のご支援に感謝して功労牌を贈呈
丁鍾得木浦市長歓迎会では、昨年、「田内千鶴子生誕100周年記念式典」が木浦市で開催
された時、木浦市長による歓迎会に出席されたご縁で、堺市会議員の山口典子さん=写真=に歓迎委員長を引き受けていただきました。
今年は社会福祉法人こころの家族が創立して25周年になります。法人が産声を上げた時から、物心共に支えて下さった方々に、歓迎会の場をお借りしまして尹基(田内基)理事長から、功労牌を授与させていただきました。理事長はあいさつの中で、「皆さんが支援者です。そのご支援に支えられて、ここまで歩んで来ることができました」と、感謝の気持ちを伝えました。
山口典子さん

金 淑子(キム・トシコ)様 ご主人の故金重垠様は大阪韓国人商工会の会長として大阪財界の中心的な役割を果たされていましたが、故郷の家設立当初「故郷の家後援会」会長として、1億円という募金目標を掲げ、資金援助活動を牽引してくださいました。

前田 様
前田利家公ゆかりの速念寺の15代住職の前田惠學さんに嫁がれ、般若心経を韓国語に訳されたことで韓国の海印寺から表彰状を授与されました。24年前、堺に故郷の家ができたことを新聞で知って、名古屋からボランティアで駆けつけてくださいました。以来、クリスマスには故郷の家のお年寄りにプレゼントを贈ってくださいました。現在は、故郷の家・京都のケアハウスに入居され、そこで故郷の家の歌を作詞して下さいました。


田中勝雄様・田中孝江様
共栄産業株式会社代表取締役であり、社会福祉法人こころの家族の理事・評議員もお引き受けいただいています。「故郷の家・京都」をつくる時に、借入金の保証人になり応援してくださいました。いつもご夫婦で、「故郷の家」をあたたかく見守ってくださっています。
金 基周(キム・キジュ)様
学校法人白頭学院常任顧問であり、社会福祉法人こころの家族の理事・評議員及び在日韓国老人ホームを作る会理事としてご支援いただいています。「故郷の家・神戸」をつくる時に、実行委員長になって下さいました。また、法人の行事には必ず駆けつけていただき、気さくに声をかけて私たちを笑顔で励まして下さいます。

松井珍男子(マツイ・イズヒコ)様
元京都市副市長で、社会福祉法人こころの家族の理事・評議員 故郷の家京都支援の会世話人を務めていただいています。「故郷の家・京都」建設に際して、豊富な人脈の中から沢山のご友人にお声をかけて下さいました。また、会報「こころの家族」の編集会議にも出席いただき、貴重なアドバイスをして下さっています。

北浦晴夫様・北浦節子様
キムチと梅干しのある故郷の家に毎月1回、おいしいキムチをたくさん送り続けてくださっています。入居者の皆さんも、いつも楽しみにしています。
=右= 北浦節子様
法人25周年記念事業を無事終えることができました。
公演を成功させるためには全職員の協力が必要不可欠です。今回、職員の気持ちが一つになり、素人であってもやり遂げる事ができた満足感、そして達成感を味わいました。
故郷の家・神戸ではフラワーアレンジメントの得意な職員がいますので、歓迎会会場に飾る「花瓶の花」、芸術監督や木浦市長に贈る「花束」、団員一人ひとりに贈る「一輪の花」の準備は、担当者と相談しながら日数をかけ作成することになりました。花はその会場の引き立て役でもあり、癒され、訪れた人に笑顔を与えてくれます。
会場の花はインターネットで花を選び、想像しながら花瓶に生け、その後実際に生けてみて花を追加していきます。屏風、横断幕の色も確認をして、イメージとおりの花が出来あがりました。花束は花屋さんに行き選び、ラッピングに変化をつけてみました。「一輪の花」は、お花の先生にお願いをして、華やかな団員さんに見劣りしない真紅のバラを探してもらいました。色あざやかな大輪のバラをとても喜んで、このたびの公演の記念として韓国に持ち帰ってもらうことができました。
今回の公演会場に足を運んでいただきました御家族、関係者の皆様、そして職員に感謝いたします。
故郷の家・神戸施設長 小久保みゆき
|