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高知県で「田内千鶴子さんを偲ぶ会」が開催されました。
10月31日、「田内千鶴子さんを偲ぶ会」が高知県で行われました。
式典に先駆けて生誕地の若松町にある記念碑の前で「高知 田内千鶴子愛の会」主催により献花式が行われました。

写真上:記念碑前での集合写真。前列左から四人目が尹基(ユン・ギ、田内基)理事長・社会福祉法人こころの家族。
献花式
「高知 田内千鶴子愛の会」会員の市原正子さん(95才・写真右)が用意した讃美歌の流れる中、駐広島大韓民国総領事の辛亨根(シン・ヒョグン)氏の献花に続き、田内千鶴子さんの夫 尹致浩の故郷、全羅南道咸平郡より来日した尹家の4人の長老の方々、故郷の家の施設職員や来年の100周年記念の親善大使、ソプラノ歌手・金美玉(キンミオク)さん、そして記念碑「愛のふる里」が出来てから15年、毎年欠かさず訪れて下さっている方々が花を捧げながら故 田内千鶴子さんに思いを馳せました。
この献花式にはTV高知、高知放送、高知さんさんTV、高知新聞、読売新聞
の取材陣も集まり、尹基(ユン・ギ)理事長は、「孤児の少ない社会を」との母の思いをかなえるために「国連・世界孤児の日」制定を、2012年の生誕100周年を機に実現化する運動に取り組むとの思いを熱く語りました。
※生誕100周年記念行事

写真左:思いを込めて献花をしてくださった方々。写真右:各社各紙に取材を受ける尹基(ユン・ギ)理事長
田内千鶴子さんを偲ぶ会

「田内千鶴子さんを偲ぶ会」は高知県日韓国親善協会の主催で行われ、会場は約200人余の人々で埋まり、韓伝統打楽器のチャングの演奏のあと高知県日韓親善協会会長・山崎啓輔の挨拶で始まりました。来賓の挨拶として辛亨根(シン・ヒョグン)駐広島大韓民国総領事が、日韓の友好と愛の人・田内千鶴子さんの業績を称え、続いて尹基(ユン・ギ)理事長が子息として挨拶。来年の生誕100周年記念を機に取り組む「国連・世界孤児の日」制定推進運動への思いを熱く語り、熱心に聴き入る人々は大きな拍手で応えました。
続いて、「2012年田内千鶴子生誕100周年記念行事・親善大使」の金美玉(キン・ミオク)さんが、韓国の歌「カゴパ(故郷に帰りたい)」と日本の抒情歌「浜辺の歌」を披露。会場はシーンと静まり帰り、その美声に聞き入りました。

写真左:高知県日韓親善協会会長・山崎啓輔の挨拶 写真右:金美玉(キン・ミオク)さん
宴は高知県県議会議長・中西哲氏の乾杯で始まり、途中、高知県知事・尾ア正直氏も駆けつけ壇上にて木浦共生園訪問で受けた感銘を語り、改めて高知が生んだ愛の人、田内千鶴子さんを誇りました。
あちこちの歓談の席では来年の「生誕100周年記念行事」が語られ、高知県議員で「高知田内千鶴子 愛の会」の前会長でもある西森潮三氏が急遽壇上に上がり、「国連・世界孤児の日」制定推進運動に向け て「来年木浦に集まろう!」と呼び掛け、来年の田内千鶴子生誕100周年記念訪韓に向けての機運が一 気に高まりました。
※当日配布した田内千鶴子生誕100周年記念事業の資料 |