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2011年 第9回日韓こころの交流シンポジウム
                           参加者の声:故郷の家・神戸 総務課長 松下良平

     

 韓国研修での3日目、崇實大学校にて開催された「第9回韓・日こころの交流シンポジウム」に参加させていただきました。今年のテーマは「家族支援とソーシャルワーク〜家族のための地域社会機能の強化〜」ということで、韓国、日本両国における家族支援とソーシャルワークの現況、課題や政策について、また具体的な取り組み事例について学ぶことができました。過去にもシンポジウムに参加いたしましたが、私が感じる一番の魅力は、特に韓国の福祉施策等について、福祉の専門家から直接お話いただける点だと思います。また、同シンポジウムは、「福祉」も「音楽」と同様、ボーダーレスを感じることができる福祉交流の場だと思います。
 韓国の家族支援政策の課題は、政策実施部署が分散していること、予算不足、現場での家族支援サービス供給不足、地域間サービス格差等でしたが、日本も同様の課題があると感じました。同じ課題・テーマについて、日韓両国が協力して取り組むことで、悪い点は修正し、良い点を吸収し合える関係を構築すれば、より良いソーシャルワークを実践できると確信しました。
 事例発表においては、特に長野県前茅野市長の矢崎先生の取り組みが印象的でした。公民協働で取り組んでいる保健福祉サービスセンターは、福祉ニーズが複合的に絡み合った「家族」という単位の支援に有用であると思いました。仕事柄、高齢者福祉分野ばかりに目が向いてしまいますが、ソーシャルワークとは、もっと大きな視点で考えなければいけないものだと痛感しました。
 これからの時代は、国や地方自治体主導の制度や政策だけでは福祉ニーズを満たすことができない状況であり、それを満たすのがソーシャルワーカーの仕事だと思います。今回のシンポジウムで、私自身、ソーシャルワーカーの役割の重要性について再認識し、ソーシャルワークについてもっと勉強しなければならないと良い刺激を受けました。

 韓国研修での4日間、韓国の福祉文化を肌で感じる機会を与えてくださり、また、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 ※写真左が筆者



在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園