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「雲史ホール」ネーミングセレモニーを開催
韓国言論界の元老で、放送作家協会のパイオニアとして、韓国ペンクラブ代表、韓国放送作家協会顧問、韓日親善協会副会長を歴任、そして長い間「こころの家族」の支援者でもあった韓雲史(ハン・ウンサ)さん(写真右)。享年86歳で他界された昨年8月11日からおよそ1年後の9月1日、その名を冠したホールのお披露目の式典が開かれました。
この催しは、韓国にある「故郷の家を作る百万人が参加するこころの家族運動本部」の朴鍾淳会長から、「故郷の家・京都文化ホールの名称を『雲史ホール』と命名してください」という提案を受けて、韓国日報社友会と韓国放送作家協会のバックアップをいただいて実現。セレモニーは、峯野龍弘淀橋教会主管牧師のお祈りから始まりました。
「韓雲史先生の思い出」の映像上映では、「生涯のテーマが人間」だった韓さんの、「人間の側に立ちましょう」「人間のために書きましょう」というメッセージを心に刻み、「韓雲史という名前に韓国の放送文学がすべて入っている」ことを、改めて想う時間になりました。
金忠漢韓国日報社友会会長から、「雲史ホールが、これからの日韓の文化と共生に果たす役割に期待する」というご挨拶があり、崔書勉韓国研究院理事長をはじめ、鄭煥麒愛知韓国学園名誉理事長や崔彰鳳MBC放送局元社長、川端正道元NHKプロデューサーから来賓祝辞をいただきました。
LОVEPLUS合唱団が来演
また、韓国から崇實共生福祉財団共生再活院LОVEPLUS合唱団が来演、「赤いマフラー」「誰かこの人を知りませんか」「朝露」を熱唱。会場の人たちは、手拍子をしながら心から楽しんでいました。
韓国放送作家協会からの献花や祝電の紹介があった後、ホール玄関で除幕式があり、李蓮順故韓雲史夫人から、「雲史ホールが韓日の架け橋となり、文化と福祉を世界に発信していただきたい」という感謝の言葉がありました。
雲史ホ−ル前で記念撮影する来賓の方々。左から7人目が李蓮順故韓雲史夫人 |