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故郷の家フォーラムと交流会を開催

山田氏 仲尾氏
樋口氏 李氏

「故郷の家・京都」の竣工・開設式前日の4月3日午後3時から、「KBS海外同胞賞
受賞」記念「故郷の家フォ−ラム」が、京都全日空ホテルの「平安の間」で開催されました。韓国側から200名、日本側から50名の申込みがあり、「故郷の家」の支援者で会場は満席。金大根崇實大学総長による開会の辞の後、第1部は「千年の古都・京都の福祉を知る」をテ−マに、山田尋志京都市老人福祉施設協議会会長が「京都の高齢者福祉とユニットシステム」、仲尾宏京都造形芸術大学客員教授が「朝鮮通信使と京都」について講演しました。
 第2部では、「東北アジア平和福祉を考える」という主題で、李仁浩ソウル大学名誉教 授と樋口恵子NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長が意見を交換。国家の枠 を越えた民間人と民間団体との直接的な交流の大切さを訴えた李教授に対して、樋口恵子 氏は、「戦争のない平和こそが繁栄の賜物であり、長寿を維持していくことが東北アジア の戦略である」と、力強く語りました。
※写真は上段左から山田氏、仲尾氏、下段左から樋口氏、李氏。
        
阿部氏 また、高橋重宏在日韓国老人ホ−ムを作る会会長は、閉会の辞の中で、日本で初めての 日韓両国の高齢者が共に暮らす老人ホ−ム「故郷の家」の活動実績が評価され、第15回 「KBS海外同胞賞(社会奉仕部門)」を受賞したことを報告。最後に、阿部志郎横須賀 基督教社会館会長=写真左=は、松尾芭蕉の「よく見れば なづな花咲く 垣根かな」という句を引 用して、「違いは恵みの印です。キムチの韓国と梅干しの日本の間の垣根は尊重しなけれ ばなりませんが、大事なことはその垣根に花を咲かせること。大きく美しい花を一緒に咲 かせましょう」というメッセ−ジをプレゼントしてくださいました。


交流会はクォン・ヘヒョさんの司会でなごやかに

クォン氏第3部国際交流会が、京都全日空ホテルの「平安の間」の隣に場所を移して、韓流ドラ マ「冬のソナタ」俳優の權海孝(クォン・ヘヒョ)さん=写真右=の司会で始まりました。水谷幸正 故郷の家・京都支援の会会長のあいさつに続き、文憙甲前大邱広域市市長は、「故郷とい う言葉を聞けばお母さんのことを思い出します。故郷の家・京都が、遠く故郷を離れたハ ルモニたちの心の拠り所になることを期待しています」と、祝辞を述べました。朴鐘淳韓 国忠信教会牧師・崇實共生福祉財団理事長による食事祈祷に続き、韓雲史さんが音頭を取 って乾杯。会場にはユン・ソクホ「冬のソナタ」監督の顔も見られ、終始、和やかな雰囲 気に包まれていました。         



在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園