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故郷の家・神戸で音楽療法のセミナーとワークショップ

 

11月4日、故郷の家・神戸でステン・ブンネ氏を招き、「高齢者ケアにおけるブンネ音楽療法メソッド」を学ぶセミナ−とワ−クショップが開かれました。この企画は、「こころの家族」を支援していただいている高山財団のバックアップを受けて実現したもので、音楽療法に関心のある施設スタッフなど約50人が集まりました。午前中のセミナ−では、ブンネ法の概論を中心に、午後はスウィングバ−・ギタ−やミニベ−スなどのブンネ楽器を用いたセラピ−を経験することができました。

 ステン・ブンネ氏は、スウェ−デンの音楽療法の分野における第一人者で、ストックホルム王立大学音楽教育学修士号を取得。現在は、フディクスヴァル市文化長であり、ヨ−テボリ大学などで講師を務めるかたわら、日本でも多くの講演をこなしています。
 ブンネ氏が開発した「ブンネ法」は、高齢者や障害のある方が簡単に扱えるブンネ楽器を使用し、演奏する楽しさを味わうことができるだけでなく、音楽の専門家ではない介護スタッフが、音楽活動を組織・指導できる点が特徴です。

 故郷の家・神戸の入所者をワークショップに迎え、「ようこそ○○さん、一緒に、楽しく歌いましょう」という「あいさつの歌」を唱うと、ハルモニたちの表情がイキイキしてきました。おひとりお一人にお名前をお聞きして、フルネ−ムを復唱することはとても大事なことで、記憶とアイデンティテイを活性化させる効果があることがわかりました。
 初めて触れたブンネ楽器が、誰でも知っているポピュラ−な曲から民謡まで、簡単な操作で演奏ができることに参加者は驚いていました。故郷の家・神戸の介護福祉士の川口慶子さんは、「最初、緊張してしりごみされていた高齢者も次第に調子が出てきて、ご自分のアイデンティテイを取り戻して笑顔になりました」と。また、陳陽華ケアマネ−ジャ−は、「ご利用者と一緒に曲を完成させる過程で、一つになっていくワクワク感がありました。まるでひとつのドラマを見ているような感じで、楽しかったです」という感想を述べていました。
 「しあわせなら手を叩こう」「ハッピ−・バースデイ・トゥ−・ユー」「春が来た」などを皆で歌ったり、ブンネ氏の歌と演奏を楽しんだりする時間もあり、音楽が人間にどのような効果があるかということを体験。音楽療法の可能性を学ぶことができた有意義な講座でした。


在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
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