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「故郷の家・京都」着工、記念の感謝祈祷祭を開催

「京都にも在日コリアン高齢者と地域の人たちのための老人ホームを」との地域の方々の声に答えようと、かねてから構想・準備を進めてきた故郷の家・京都の建設がいよいよ始まりました。 建設スタートを記念し2007年7月11日、建設地である南区東九条南松ノ木町で感謝祈祷会が開かれました。
朝から降っていた雨が、会がスタートする前にはぴたりとやみ、開始時間(2時40分)の前には、続々と参会者が集まってきました。建設のスタートを心から祝おうと、韓国からも大勢参会してくださいました。
祈祷会の会場は、建設地に張られたテント。テントには約60席を用意していましたが、参会者であふれ立って参列する方も出ました。
祈祷会では、金元治(キム・ウォンチ)大阪西成教会元老牧師のお祈りに続いて賛美歌を歌い、聖書が読まれました。朴鐘淳(パク・ジョンスン)忠信教会牧師(韓国)が「家を建てる人たち」のテーマでメッセージ(写真左)。
「僕は今日、韓国から飛行機で来ましたが機内にはファーストクラス、エコノミークラスなどがあり待遇が違います。でも、到着する時間はみな同じです。これが重要なこと。人の人生もお金持をたくさん持ったひと、そうではない人、さまざまですが誰でも、最後は死にます。死ぬまで、自分のためだけにお金を使う人と、人のために働く人とがいる中で人のために働き、お金を使う人の人生は本当に充実した素晴らしい一生だったと言えるのではないでしょうか?」と、心に染みるメッセージをプレゼントしてくださいました。
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