HOME > トピックス一覧 > 2007年 > 木浦共生園の子ども達が高知に
オモニの故郷を訪ねて
韓国・木浦共生園から31人の親善大使が高知にやってきた
田内千鶴子の生まれ故郷・高知では10年前、千鶴子の一生を描いた映画「愛の黙
示録」
の完成と上映を記念して、県民の寄付で生誕の地に記念碑が建立されました。それから10年。
千鶴子の誕生日で
あり命日でもある10月30日、
韓国・共生園から31人の子どもたちがやってきて記念式典に参加しました。
子ども達は、松山市の有料老人ホーム・サンリベラルや児童施設博愛園、聖園天使園
に
泊まりながら、それぞれの場所で交流や得意な合唱を披露、韓国からの親善大使とし
て大活躍。
特に博愛園は、田内千鶴子が戦後日本に引き上げたとき共生園にただ一人いた日本
人の子ども、
山本君を預けたゆかりの園。その時から見守り続けてくださっている武田紀名誉
園長は、
来日した共生園の子ども達に「オモニのふるさとへようこそ、おかえりなさい」と
言って出迎えてくれました。
「韓国の子どもも日本の子どもも、共生園の子どもも博愛園のこどももみんな、神様
の子どもです。
いつでも神様が守ってくださっていることを忘れずに歩んでください」と優しく語り
かけた武田名誉園長。
博愛園と聖園天使園の子ども達とも、すぐに友達になった親善大使らは笑顔、笑顔で
オモニの故郷から帰韓しました。
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