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ハンドベル演奏グループ「カリタス・ベル・クワイア」が来演
天使のハーモニーにうっとり


 夏も盛りの2007年8月8日、「故郷の家・神戸」に17人の天使が舞い降りました。ハラボジ・ハルモニたちを喜ばせたのは、韓国・愛徳の家「カリタス・ベル・クワイア」の知的障害のある18〜42歳の団員。ソーシャルワーカーの文明容さんの指揮のもと、ゆったりしたテンポで優しい音色を響かせる「シルクロード」や「カノン」など6曲を披露。アンコール曲の「アリラン」は、会場を巻き込んでの演奏になりました。

 ハンドベルで美しい曲を奏でるには、奏者の息が合うことが求められるので、皆の努力を知る随行のシスターが感極まって涙するシーンもありました。1曲を覚えるのに4年はかかるそうで、団員の音楽活動は障害のある人たちの新しい可能性を多くの人に伝えてくれます。今回の演奏会は、「こころの家族」の読者でもあるたんぽぽの家のエグゼクティブ・デレクターの酒井靖氏のコーディネイトによって実現。メンバーは、8月5日奈良県文化会館国際ホールで開催された「第32回わたぼうし音楽祭」(奈良たんぽぽの会主催)にもゲスト出演しました。

 「カリタス・ベル・クワイア」は1995年に設立。韓国を拠点に、定期演奏会やコンサートなど毎年20回程公演していますが、2006年には聖歌やクリスマスソングを収録したCD「Here We Are」を制作。ハンドベルを演奏する障害者の中では世界初のアルバムとして注目されています。


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