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こころの家族について

 1982年、ソ−シャルワ−カ−の尹基(田内基)韓国社会福祉法人・共生福祉財団会長は、韓国の子どもたちの生活費や学費を支援する「こころの里親」プログラムを始めました。その後、アフリカの子どもたちにも支援の輪を広げ、1983年からは日本国内に在住する韓国・朝鮮人の心のふるさととなる老人ホ−ムプログラムを開始しました。国内外の支援を通じて、国境、民族をこえて共に生きる社会をつくることを目指し、一つまた一つと事業を増やしていきました。その運動の推進母体として、1988年9月、社会福祉法人こころの家族が、大阪府から認可されて設立しました。また、本法人は、故郷の家の運営母体になっています。

こころの家族の理念

 子どもや高齢者、障害者の「こころの家族」となり、その福祉ニーズに応えるプログラムの開発、支援を行います。国境・民族・文化を越えて共に生きる心豊かな社会の構築に寄与し、市民による国際協力の芽を育てる福祉文化の創造を目指します。

 こころの家族がこの理念を実現するために、中心におく考え方は
  「人権の尊重」
  「ノーマライゼーション」
  「ソーシャルインクルージョン」です。
 そして、私たちはキリスト教社会福祉を目指します。

こころの家族の目的

○世界の恵まれない子どもたちや障害児(者)の健全な育成と自立を支援することによって能力と可能性を向上させ、地域の中で共に生きていくことのできる豊かな心を育てる。

○故国に帰りたくても帰れない在日コリアンの高齢者たちに、豊かな老後を過ごしていただくための老人ホームをつくる。

○市民の福祉のこころを育て、地域社会と世界平和につないでいく。

こころの家族が願う社会は
  *安心して子どもを生み育てられる社会
  *違いを受け入れ、助け合う社会
  *長寿を喜ぶ社会
  *みんなで参加して共につくる社会
  *この国に住む外国人が日本は良い国だと言える社会づくりです。

こころの家族運動

*福祉施設づくり

1)全国に10カ所の「故郷の家」高齢者入居福祉施設開設と運営
2)全国に100カ所の社会館(小規模多機能施設・地域福祉センター等)の開設・支援
3)全国に300カ所のデイサービス・グループホーム等の開設・支援
4)高齢社会・多文化共生福祉に関する研究・調査・情報提供

*福祉人材づくり

1)国際社会福祉セミナー
2)国際社会福祉研修
3)アジア介護専門学校(日本語学校)設立ならびに開設
4)東北アジア平和福祉大学院大学設立
5)日韓の福祉協力ネットワーク組織

*福祉文化づくり

1)出版
2)映画
3)会報
4)コリア・ジャパンデイ
5)各種イベント

*福祉市民づくり

1)日韓こころの交流シンポジウム
2)地域交流講座ボランティア育成
3)生産福祉研究
4)差別撤廃ー無年金者約2万人問題の解決
5)ホームヘルパー養成講座

*福祉基金づくり

1)「故郷の家」10カ所建設基金
2)後援会・支援団体づくり

*福祉教会づくり

1)故郷の家エルシオンチャペル
2)地域福祉宣教

*田内千鶴子記念事業

1)出版ー漫画・童話・文庫など
2)木浦共生園保存運動並びに韓国福祉歴史館建設支援
3)映画「愛の黙示録」を世界に送る事業支援
4)田内千鶴子生誕100周年記念事業




こころの家族とは
▲こころの家族がめざすもの
▲こころの家族の人々
▲こころの家族の情報
▲愛の黙示録
▲こころの家族の本
▲共生福祉財団90年の歩み
▲田内千鶴子生誕100周年
▲資料室
故郷の家(堺)
故郷の家・大阪
故郷の家・神戸
故郷の家・京都
故郷の家・東京


100周年
在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園