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4 利用者目線を第一に実行、利用者数が急増

   宋 紗イ耶(にんべんに耶 ソン・サヤ)さん 真野デイサービスセンター リーダー

介護びと4 宋宇紗イイ耶さん 真野デイサービスセンター リーダー

 神戸市立真野デイサービス(神戸市長田区東尻池町)は、当法人が神戸市から運営を委託されている地域に密着した家庭的で温かい雰囲気のデイサービスセンターです。故郷の家・神戸のすぐそばにある同センターに1年半前からリーダーとして着任した宋紗イ耶さんを紹介します。高校生の頃から福祉の世界に興味を抱いていた若きニューリーダーは、ご利用者目線を第一に考え、実行に移し、ご利用者数が急激に増えてきています。福祉の道に進むことになった礎にはご両親の影響もあったようです。

 1988年(昭和63年)、在日4世として尼崎で誕生した宋さん。3歳で神戸市の六甲アイランドに引っ越してきました。父は、柔道整復師で整骨院を経営し、母は看護師として忙しく仕事をしていました。韓国の伝統や語学を学ぶべく宋さんは、神戸の民族学校へ入学する準備をしていましが、小学校入学の年の1月、阪神淡路大震災が起こります。大震災の恐ろしさを目の当たりにした宋さん家族。民族学校は、自宅から遠かったため通学を心配した宋さんの両親は、地域の小学校に通わせることにしました。

 高校で授業の一環として特別養護老人ホームにボランティアに行ったことで宋さんは、福祉に興味を抱きます。その前から父は、ケアマネージャーの資格を取得し、整骨院にデイサービスも開設。看護師の母と、両親から仕事の話もよく聞く機会があったのも要因でした。大学進学にあたり、福祉の資格を取得しようと、神戸学院大総合リハビリテーション学部に進学。主に知的障害児を専門に勉強し、児童や高齢者施設へのボランティアも。

 卒業後西宮で、「放課後等デイサービス」の立ち上げメンバーとして活躍します。放課後等デイサービスは、3歳・1歳の未就学児と奨学生が、学校の授業終了後や長期休暇中などに通う施設で、2012年4月に児童福祉法で定められた事業です。その頃はまだ、先進的な事業で、仕事は多忙をれを実現させていきました。 ご利用者は、外の空気を吸い太陽にあたりたいという要望が多く、月1回の外出も定着させました。また、真野デイサービス通信「まのでい!!」を月1回、発刊。ご利用者の普段の様子の写真をふんだんに取り入れ、その月のレクリエーション予定表や案内を掲載した紙面を制作。地域の会議で配布したりケアマネージャーさんに手渡し、好評です。隣接する地域福祉センターでの地域の集まりにもまめに顔を出します。最寄の苅藻駅構内に展示スペースを借り、ご利用者の作品展示も始めました。これらの新たな活動でご利用者は急増しています。

 「人が大好き」と、素敵な笑顔を見せる宋さん。「利用者さんが、ニコっと笑ってくれる瞬間で頑張れます。これからも利用者さん一人ひとりに目標や生きがいを持ってもらい、ここに来るのが楽しみと、言ってもらえるようなデイサービスにしていきたい」と、目が輝きました。

故郷の家 こころの家族 会報312号 2016年11・12月号 「職員さん登場 介護の現場からC」 より


     
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