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「準備」

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 



  父が設立し母が56歳で亡くなるまで苦難の運営をした共生園が、
2028年に100周年を迎える。
26歳で遺業を継ぎ、子どもの命を守リ、より良い環境づくりに無中に走ってきて53年になる。
どのように高い山を越えて来たのか?
どのようにあの海を渡って来たのか?
感無量だ。
1977年 、ソウル少年少女職業訓練院開設にあたり、共生園は「共生福祉財団」に名称変更した。

木浦には、児童養護施設・共生園を始め、障害人施設・共生再活園、障害人授産施設・イェソン(神様の手)
、木浦重度心身障害人療養院、授産施設・務安自立院、保育所・新興子どもの家、全羅南道児童家庭委託センターなど7つの施設がある。
昨年韓国に出張した折に、これらの施設を中心に共生福祉財団100年記念事業準備事務局を2021年6月に発足すると提案したら、
「8年後のことを今から準備するんですか」と驚かれた。
すべて仕事には準備が必要である。
あらゆる状況を予測し、それに対応する準備は欠かせない。
あれから1年。7年後に100年周年を迎えるにあたり、
共生福祉財団を愛してくれた多くの方々に、まず感謝を申し上げたい。

木浦市民のみなさま、ありがとう。

7つの施設の家族から様々な感謝体験とよりよい良いサービスへの提案を集めた。100の感謝と100の提案を小冊子に準備している。

準備は心を幸せに導いてくれる。
準備は夢を見るようにしてくれる。お金はいらない。
準備は幸せに行く列車の切符である。
人生を幸せに導く準備をしましょう。


 社会福祉法人こころの家族   尹基(Tauchi Motoi)

2021年3月1日 

尹 基(ユン・キ)
 韓国・木浦で孤児達の施設「共生園」を創始した伝道師・尹致浩を父に、その妻であり尹致浩のあとを継いで共生園を守り続けた田内千鶴子を母として生まれた。社会福祉法人こころの家族理事長。母の生涯を著した「愛の黙示録/母よ、そして我が子らよ」は映画化され、多くの人の感動を得た。「梅干しとキムチ」に象徴されるはじめての日韓共生の老人施設「故郷の家」は現在4施設となり、日本の福祉に新しい風を送り続けている。

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