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孤児の尊厳と権利を

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 

 昨秋は、韓国木浦共生園創立90周年事業で、こどもたちと一緒にニューヨークへ参りました。
 90周年記念式と国際フォーラム、そして、国連世界孤児の日制定請願大会は、国連本部に近いジャパンソサエテイで田内千鶴子生誕100周年記念事業会と日韓の3つの法人、高知県、韓国全羅南道などの共催で、日、韓、米、他、外交官、政治家、キリスト教関係者はじめ、日本から40名、韓国から50名をはじめ、在米日本人や韓国人ら約250名が参加しました。

 そこで、別所浩郎・国連日本大使は、次のように祝辞を述べられました。
 「私、以前ここに来るまでは、韓国で日本大使をしておりました、日本と韓国、長い歴史がございまして特に政府と政府の間では、むつかしい問題もいろいろございます。ただ、3年8か月の間、さまざまな韓国の方々に温かい心で受け入れられ、私としては、日本と韓国の関係を強化することに努力を尽くして参りました。国連において国連世界孤児の日という形で国連の中で孤児の人たちの尊厳、権利といったものを訴えようというご努力というのは、世界人権宣言にうたわれているその精神、そのものではないかと思います。まさに共生園90周年である今年にこのような会合がニューヨークで開かれること、大変有意義で重要なことであると思っております。今日は、みなさんおめでとうございます」

 民間の働きとともに、これからは政府の出番です。
 国連への提案のために、日本、韓国、マラウィなど政府への働きかけを進めてまいります。みなさまのご協力とご支援をお願い申し上げます。

2019年1月1日 


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