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感謝

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 

アトリエに星野富弘さんを訪ねた。
歌を聴いた後で対談が始まった。
相手を笑わせようとする姿に感動した。

その場で私にも一言と言われた。

「私の背は153センチしかありません。中学2年生の背です。
サッカーが好きだったのに諦めざるを得なかった。
悔しくて母に、どうして背の低いお父さんと結婚したのかと言うと
母はお父さんは小さくない、大きいと言った。
女性は愛する人を大きくみられるのだと思った」

学校を卒業して初めて重度障害者施設を訪問した時
私は感謝が溢れた。
自分の足で歩くことができる。
自分の耳で聞くことができる。
自分の口で話すことができることを感謝したことを忘れない。
私は障害を持っている子供から感謝をもらった。

他人の代わりに痛みを耐えた苦しさ。
他人の代わりに涙を流す寂しさ。
私たちが励ましましょう。その苦しさを。
私たちが慰めてあげましょう。その寂しさを。

2018年1月1日 



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