HOME トピックス 故郷の家 こころの家族とは コラム 募集

   美しいもの

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 

 他人に誠実な人は、いい友にめぐり会える。
 李姫鎬女史が10月17日「故郷の家・東京」竣工式に来られた。金大中元大統領夫人。
夫が亡くなり今年で7年。今は金大中平和センターの理事長として遺業を受け継いでおられる。
高齢でいらっしゃるが、「故郷の家・東京」が日韓の和合の場になることを願って来て下さったのだ。
 女史は京都が好きだという。
梨花女子専門学校時代の友人、白さんがいるからだ。
2011年、2012年にも友だちに会う為に来られた。
 友人の白さんは老耄(ろうもう)が進んでいる。
心配だったが、会ったとたん「朝から待っていたのにどうして遅く来たの?」と白さん。
「前より元気そうで嬉しいわ」と、李女史。
「あなたは、いっそう元気ね」
「もう、二人しか残ってないのよ」
「あなたも元気でね。2年後また来るから」
 そこには、二人の友人の会話があるのみ。美しい限りだった。
どこに、これより美しい姿があるだろうか。
人生で最も美しいもの、それは二人のような友人関係ではないだろうか。
 竣工式の準備で忙しく、疲れていたわたしも、お二人の友愛の姿に接して、優しい気持ちに包まれた。

2016年11月1日 



故郷の家(堺)
故郷の家・大阪
故郷の家・神戸
故郷の家・京都


100周年
在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園