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    与える人が、受ける人よリさいわいである

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 
   地球の向こう側、ワシントンに住む友人の金隆男博士からメールが届いた。
そこには、昔、学生時代の写真や、忘れていた友達の近況があり、ホッとさせてくれる。
 今回は、ロックフェラーの話があった。

 ロックフェラーは33歳で百万長者になり、
 43歳でアメリカ1の金持ちになった。
 53歳で世界の金持ちになったが幸せではなかった。
 55歳に彼は不治の病にかかり余命一年と宣告された。

 そんなある日、検診のために訪ねた病院のロビーで、額縁のことばに釘付けになった。
 「与える人が、受ける人より幸せである」
 瞬間全身熱くなり、涙があふれた。
 しばらくして、まわりが騒がしいので振り向くと、費用がなければ入院は無理だと揉めていた。
 ロックフェラーはすぐ秘書を通して入院費を払い、名前を伏せた。
 助けられた少女は奇跡的に回復し、その姿を見たロックフェラーはどんなに喜んだことか。
 その感激を彼は自叙伝の中にこう書いている。
「私は今までこんなに幸せな生き方があるのを知りませんでした。」
 そして、ロックフェラーは、分かち合いの生き方をしようと決心しました。
 すると、病気も不思議と治りました。
 彼は95歳まで生き、よい働きに尽力しました。
 人生の前半期55年間は追われて生き、後半の43 年間は幸せに暮らしたのです。

 人生の後半をどう生きるか。
 高齢社会を生きる私たちは、今まで経験したことのない問題に国も社会も個人も直面し、困っている方が多い。
 ロックフェラーの話は、色んなことで悩んでいる人々に、一つの示唆を与えている。
 私自身も 追われる人生から幸せな人生を送りたい。


2015年7月1日 



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