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     ジャパン・ドリームを夢見て

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 
 誰にでも均等な機会が保障され、才能があり、努力しさえすれば、出自や民族にかかわりなく、富や名声を得て社会的成功を収められる。
 身分制度やいわれなき差別に苦しみ、貧困にあえぐ人々は、夢のような理想の社会、自由で平等なアメリカをめざした。
 同様に、世界の人々がめざす「ジャパン・ドリーム」が詰まった社会を作り上げることはできないだろうか。
 高齢化が極端に進み、若者が減り続け、国自体が縮み過程に入った日本の未来は、今のままなら明るくはない。将来的に、何とか1億人の人口を維持するというが、人口を増やすのは、道路を作るようにはゆかない。
 政府は、目の前の労働力不足を「研修生」という名目で、「外国人労働者」を拡大する制度を打ち出したが、日本が必要な時だけ利用しようという発想がが透けて見える。
 それよりも、同じ人間として、日本社会で外国人も同じように幸せを感じられる社会を作ることが、結果としては日本人も幸せになれる道ではないのか。
 民族や出自に関係なく、誠実に努力すれば、誰でも成功できる社会は、日本人にとっても暮らしやすい理想の国なのではないか。
 社会の安定・安全が国民の幸せな生活にとって必要との理由で、外国人に課しているさまざなな制約を全て否定するつもりはない。しかし、そうした手立てが、意に反して、国民の幸せや国の発展を阻害する結果を招きかねない。
 第12回日韓こころの交流シンポジウムに韓国から参加した10人の大学院生たちは、1週間の日本滞在を通して、政治的に最悪の関
係にある日本に「とてもいい国だと知って驚いた」との感想を口々に話した。
 今からでも遅くはない。世界第2位の経済大国の座から3位に下落したとはいうものの、日本は和洋を融合させた魅力ある文化にあふれている。自信を持って、世界の人々をひきつける国づくり、社会作づくり、つまりは「ジャパン・ドリーム」の国をめざすことが、国民の幸せにつながる。

2015年1月1日

 


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