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     命を大切に

ソーシャルワーカー 尹基
社会福祉法人 こころの家族理事長

 
 最近、日本でも、韓国でも、人と会うと「なんで、日韓関係がこんなに悪くなったのでしょうね」と語りかけられる。私は、相手をじっと見て"人間尊重の心が足りないからだ"と答える。あなたの命も、 私の命も大切だ。ということに気がつくことである。
 日本政府が、二度と戦争をしない「不戦の誓い」を日本国民に向けてすればアジアの人々は、みなが喜ぶだろう。こじれた関係も互いに話し合うことで誤解は解ける。なんでもないような事だと思うが、実はそのことが大事である。
 私は韓国系50%日本人。家内が日本人だから娘は75%が、孫は12.5%が日本人という家系なので私を心配してだと思う。日本人の70%は朝鮮半島から渡って来た人たちだという。日本統治時代、学徒兵にとられた韓雲史氏は『玄海灘は知っている』の作品 の中で、"どこの国にもいい人と悪い人がいる。人間を愛すること"を強調した。「勇浚(ペ・ヨンジュン)が好きな日本人は彼が韓国人だというより素敵だからだ。浅田真央が好きな韓国人も彼女が日本人だからじゃなく美しいから好きなのだ。
 フランス人が自負するものは、エッフェル塔やルーブル美術館ではない。フランスに住む600万の外国人が「私もフランス人だ」といえる多文化社会である。
 ハガキや手紙を送る時、国や県・市の後に姓名を書くが、はやりのメールでは名前が先だ。名前が先で国は省略されている。集団優先の文化から個の文化に変わってい る。
 国より民族より人間を愛したい。人口減少に向かう日本は多文化社会を迎える。一 人の命を尊重する社会で、互いの命の大切さを次世代に伝えて行くことである。

2014年7月1日

 










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