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生きがいと社会貢献の高齢社会を

ソーシャルワーカー 尹基
        社会福祉法人 こころの家族理事長

 この10月で私も古希を迎えました。言葉の由来になった「曲江詩」を詠んだ杜甫の時代には、異例の長生きだったのでしょう。しかし、人生100歳時代の現代。私の気分は20代の時と変わりません。
 日本だけでなく、地球規模で「高齢化社会」への不安や心配が何かと話題になります。豊かな生活を実現する源は社会の活力であり、それはイコール若さである、という概念が頭の中に叩き込まれているからでしょう。
 国連人口基金は、2050年の世界の60歳以上人口が、全人口の22%、20億人を超え、同年の15歳未満人口を初めて上回ると予想しています。
 でも「大変、どうしよう」と慌てる前に、人生50年を基準に定義された高齢者と、目の前にいる高齢者とされる人を比べてみてください。高齢者は社会に支えられるもの、という固定観念が、そのまま当てはまりますか?
 もちろん、社会が手助けを必要とする部分もあります。それでも80代でもフルタイムではなくとも、十分に働ける、という高齢者が現代にはたくさんいます。その経験と積み重ねたノウハウをもっと社会が活用できる仕組みを考える時代ではないでしょうか。
 一方、社会に貢献する女性の役割をきちんと再構築し、女性の時代を拓く大切さも認識されています。高齢者も働くことで生きがいと社会貢献ができる、若さだけに頼らないシステムを作る発想への転換が求められているように思います。
                                                     2012年11月1日


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