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  遠くの兄弟を支援しよう

ソーシャルワーカー 尹基
        社会福祉法人 こころの家族理事長

 「故郷の家・東京」の実現をめざして「在日韓国老人ホームを作る会」26周年記念東京大会を開催したのは2011年3月9日でした。
 会場をつつんだ参加者みなさまの熱い思いと強い決意にうたれ、用地を求めて走り回った1年でした。
 東日本大震災が東北地方に襲いかかったのは記念大会の二日後のことです。引き続き東京にいた私も、激しい揺れと大混乱に巻き込まれました。
 政治のもたつきは論外として、国民一人ひとりが起こした被災者支援の動きは、私に昔のエピソードを思い出させました。
 第2次大戦が終わった直後、同じ敗戦国であるドイツの教会が、日本の教会を助けるための援助に乗り出しました。
「自分たちすら大変な時なのに、どうして日本を助けようとするのか」
 この問いに対し、牧師は「友のために命を捧げるのがもっとも大きな愛である」と答え、まず、遠くの兄弟を応援すべきだと伝えたそうです。
 被災地の方々は、今も辛い思いを抱き、また、孤独感に耐えておられると思います。
しかし、決して、一人ぼっちではありません。被災者の皆さんが、辛かった年を乗り越え、新たな希望の年を迎えられるよう祈りながら、遠くにいる人々を支援しましょう。
 一人はみんなのために、みんなは一人のために。

 2011年12月1日

在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園