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 「希望のりんごの木」を植えよう

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

  東北を中心にした東日本が大きな悲劇に襲われました。最大級の大地震に大津波。加えて福島原発事故。凄まじい破壊力による直接被害と、この先への恐怖をもたらす複合的な大災害です。
 まずは犠牲者のご冥福をお祈りし、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。
 震災発生からの数週間、連日「未曾有」という言葉がニュースから流れ続け、日本中の人々が、悲しみの中に言葉にならない恐怖や不安を感じながら緊張の日々を送ってきました。
 「想定外」という形容詞も数多く聞かれました。私たちが科学技術の進歩の上に築いてきた「想定」という概念は、地球史のスケールからみれば、時間的に経験不足の経験値であり、限られた範囲の知識の集積でしかなかった、と思い知らされます。
 しかし、私たちは地球の子、大自然の子です。地球は大きな恵みを子どもたちにもたらしてくれます。
「もし明日、世界が終わるなら、私は今日りんごの木を植えるだろう」
 マルチン・ルターの言葉として紹介されますが、韓国では、哲学者、スピノザの言葉として通っています。
 それは、ともかく、私たちも、この類まれなる災害を嘆き悲しむばかりではなく、明日に向かって「希望のりんごの木」を植えましょう。数多くの尊い犠牲に報いるためにも。


 2011年4月1日


在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園