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 朝鮮半島の平和と日本の安全を祈る

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

 朝鮮半島の南北境界線付近で砲撃戦が起きた。38度線をはさんで、南北間がいまだに戦時下にあることを改めて痛感させられた。
 平和国家ニッポンに住む日本人にとっての戦争は、はるか昔の「歴史上のできごと」になった。しかし、お隣の韓国では、戦争は現実として目の前に存在する。
 日本の韓流ファンもよく参加する人気俳優の入隊時の激励イベントも「お祭り気分」ではすまされない厳しさが厳存することを、まざまざと見せつけたのが今回の砲撃である。
 いつになったら、突然の砲弾に脅えずにゆっくり眠れる日が来るのだろう。いつになったら「防空壕」に飛び込まなくて済む日が来るのだろう。
 韓国でも、今の日本のように戦争用語が「死語」になる日が、一日も早くきて欲しい。
 日本はかつて、朝鮮半島を植民地支配し、分断のそもそもの原因を作った。現状を元の姿に戻す努力は、日本にとっても決して他人事ではない。
 互いに反撃だと退く構えを見せていないが、戦争になれば、弱い立場の者が真っ先に犠牲になることは歴史が示している。
 そこで韓国では「戦争をしないことが最大の福祉である」と言われてきた。「戦争は人の心の中で生まれる」ものだから、双方の指導者が「心の中に平和のとりで」を築き、これ以上の拡大を防いで欲しい。


 2010年12月1日


在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園