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  「戦争の防波堤」を築こう

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

哨戒艦の沈没事件で韓国に緊張が高まっている。
 金大中・元大統領の歴史的な平壌訪問を現実に見て、ようやく朝鮮半島にも自由と温かい春が訪れるか、との期待を胸に抱いた。次の盧武鉉政権も「太陽政策」を引き継ぎ、流れは続くかに思えた。
 しかし、その次に韓国の国民は一転して、保守政権を選んだ。今の李明博大統領が就任し、少しずつ南北間の緊張が高まり、やがて今回の軍艦の沈没事件が起きた。
 調査の結果、北朝鮮による魚雷攻撃によるものと韓国が発表し、今すぐ戦争が起こりそうな雰囲気だが、よくも韓国は落ち着いて慎重に対応している。
 戦争は人間の心から始まる。
 だから、私たち人間の心に「戦争の防波堤」を作ろう、というのがユネスコの精神でもある。
 
 60年前の朝鮮戦争の時、私は7歳だった。戦乱の中で、私の父は行方不明になり、多くの友人も家族を失った。
 戦争は、子どもや女性、弱いものを困らせ、悲しませる。メンツや正義も大事かもしれないが、より必要なのは我慢の勇気だと思う。
 南北 二人のリーダーの心に「戦争の防波堤」を築きたい。

2008年6月1日



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