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  技術と感性

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

 私の行きつけの散髪屋さんは、親子4代でつづく古いお店だ。現在は3代目の父親と4代目に当たる娘さん夫婦の3人で店を守っている。
 明るい雰囲気と楽しい会話。家族経営のよさが溢れている。何気に「5代目はどうなるの?」と話を向けると、親父さんは「4代目で終わりですよ」。
 散髪屋さんは、まじめに、丁寧な仕事をしていればお客さんがついたのは昔の話。今は技術よりも感性が重視されるからだ、という。代々つづいた家業でも、受け継ぐ本人の感性が合わなくてはやれない、ということらしい。
 福祉に対しては、今も慈善事業、奉仕という定型的な見方も多いが、専門性に加えて、福祉分野だけでない生活全般にわたる感性が求められている。
 全国老人福祉施設協議会が開く今年のセミナーの講師陣も、茶道の家元、ビューティディレクター、エッセイスト、プロ野球元監督など福祉とは直接、関りのない人たちが並ぶ。
 「福祉は文化」と訴え取り組んできたものが、広く受け入れられる時代になりつつある。   

2010年3月1日



在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園