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  真の先進国とは

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

一流の国とは?と問われた時、どんな答を思い浮かべますか。
 例えば、フランスのシンボルは何でしょうか。エッフェル塔ですか? ルーブル美術館ですか?
 違います。フランスに住む500万人の外国人が「私もフランス人です」と言い切る平等の精神であり、多文化共生の社会です、というのが私の答です。
 外国に行った時、もし、日本人は礼節をわきまえない民族だと言われたらどんな気分になりますか。
 一流の国とは、その国の文化に表れる品格、言い換えれば、その国が醸し出す礼節と信用ではないでしょうか。
 日本にきた留学生たちが、それぞれ帰国したとき、「日本は素晴らしい国だった」と紹介できる空気を持っているかです。
 先進国という言葉すら忘れられがちの日本ですが、現下の厳しい状況は、今一度、真の先進国とは何か、に思いをはせるチャンスをもたらしてくれた天からのお年玉のようにも感じます。
 個人所得の多さだけで計るのですか。量とか社会の質の問題だけでなく、心の豊かさこそが大切なのでしょう。
 自分の生きる町の歴史と伝統にプライドを持って生活する。自分の住む町の素晴らしさを、情熱をもって外部の人たちに説く住民たち。
 そんな光景にこそ、先進国の姿があるのだと思います。 
   

2010年1月1日



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