|| 個人情報について || お問い合わせ || 
HOME トピックス 故郷の家 こころの家族とは コラム 募集

  永い間ごくろうさまでした

社会福祉法人 こころの家族
            理事長  尹 基

12月コラムイメージ

 11月14日、韓国・民主党の丁世均代表ら同党国会議員の一行、7人が「故郷の家・京都」を訪れました。野党第1党だけに同行の取材陣も入れると30余名の大デレゲーションです。
 玄関に入ったときです。出迎えのハルモニ、ハラボジの姿をみた丁代表は「クンジョル・ハプシダ(お辞儀をします)」と声をかけ、お年寄りに向かって、ひたいがタイルの床につくほど丁重なあいさつを送りました。
 驚いたのはあいさつされたお年寄りと周りの日本人職員です。一国を代表する政党の国会議員がこれほど丁寧なあいさつをするものなのか、と。
 この瞬間、私は、ああ夢がかなった、と思いました。二つの国の間の歴史の犠牲者として、人生のほとんどを日本で暮らしたお年寄りに「永い間ごくろうさまでした」とあいさつしてくれる日をどれほど待ち望んだでしょうか。
 この一言によって、つらい思い、望郷の思い、自分の人生は何だったのかという思い、お年寄りの「恨(ハン)」が解けた瞬間でもありました。
 前駐日韓国大使の羅鐘一・又石大学総長の言葉を思い出しました。「韓国が誇る、他国に真似できないことがある。それは親孝行の精神だ。教え伝えてゆかねばならない」。みごとに、これを見せてくれた一行だった。       

2009年12月1日



在日韓国老人ホームを作る会
故郷の家・京都支援の会
木浦共生園